次世代キャパシタ研究センターが寄贈されました
2012年2月13日
本学、小金井キャンパス内に「次世代キャパシタ研究センター」が完成し、2月9日(木曜日)、松永是学長出席のもと贈呈式が行われ、日本ケミコン株式会社から本研究センターが贈呈されました。
本研究センターは、建築面積291.19㎡、延床面積517.32㎡、地上2階建て構造で、産学連携による次世代蓄電池デバイスに用いられる電極材料の最先端研究施設として、次世代キャパシタや次世代二次電池などの構築デバイスに向けた高性能電極材料の研究を推進する施設で、環境?エネルギー分野に重点化したイノベーション?コア施設として運用が開始されました。
また、本学では、平成18年度から日本ケミコン株式会社による寄付講座「キャパシタテクノロジー講座」が開設されています。産学連携による次世代キャパシタの共同研究も推進しており、大容量ナノハイブリッドキャパシタ(NHC)の開発、カーボンナノチューブを使用したNHCにより世界最高のキャパシタ特性を達成などの記者発表をしています。
今後、次世代キャパシタ研究や高性能リチウムイオン電池を中心にオープンイノベーションを推進する予定です。また、色素増感太陽電池、燃料電池、ナノ触媒などの分野への新ナノ材料を適用、新展開を開始していきます。
内山郁夫日本ケミコン代表取締役社長から目録を贈呈される松永是学長(左)